離乳食で卵黄・卵白を与える際の注意点(体験談)

子が鶏卵による”乳児消化管アレルギー”と診断されました。

今日は離乳食についての忘備録。

初めて離乳食を与える際に、アレルギーを起こさないためどのようにあげたら良いのかわからず不安を感じる方も多いのではないでしょうか?そもそも与え方にはさまざまな方法があり絶対の正解がなく、情報もなかなかまとめて収集しづらい点がネックです。

私もその一人で、Twitterやwebで情報収集するも何が危険なのかがわからず離乳食を始めることに大きな不安がありました。(特にアレルギー食材に関しては・・・)

なので、その不安が少しでも解消される内容になればと、思います。

先に結果から申し上げると、私の子は鶏卵を原因に消化管がアレルギーを起こす「食物蛋白誘発胃腸炎」と診断されました。(昔の言い方だと、”乳児消化管アレルギー“とも言うそうです。)

この結果にいくまでどのように離乳食をすすめたのか記録します。

5ヶ月から始めた離乳食だけれども・・・

離乳食は5ヶ月を迎えた頃にスタートしました。その方がアレルギー反応を起こす確率も下がるからと。

まずは10倍粥を小さじ1杯から始め、子がどのような表情をしながら食べるのか楽しみで進めたのも今や遠い記憶・・・(-_-)我が子は甘味以外食べ渋りがあり、「どうやったら食べてくれるのか?!」と日々奮闘中です。

さて、乳児がアレルギーを起こしやすい食材は乳製品・大豆・小麦といろいろありますが、その中でも鶏卵(卵黄・卵白)の体験を今回はご紹介します。

卵黄・卵白は与えるタイミングや準備、そして気持ち的にとても気合いがいる食材でしたが、6ヶ月を過ぎた頃に初めて与えました。

初めは10倍粥に混ぜて耳かき1匙分を与えたところ、発疹も嘔吐もなく食べることができたので2日後に今度は倍量与えてみましたが、これも問題なく食すことができました。^^

もう、私の中では安心して「卵黄アレルギーはないな!」と確信し、少しずつ量を増やして次なるターゲット「卵白」に向けての準備をしていました。

しかし、第一のここでアクシデントが起こります。

なんと、子がコロナに罹ってしまったのです。そのため、離乳食を一時中断せざるを得なくなりました。

卵などのアレルギーを起こしやすい食材は体調が良い時に食べさせること“という注意があったためです。

ここで2週間弱中断することとなりました。後から知るのですが、これが子が引き起こした「食物蛋白誘発胃腸炎」のきっかけとなる行為だったようです。

卵黄・卵白摂取後、繰り返す嘔吐で救急搬送

この体調も戻り、アレルゲンのない食材からの離乳食を再開させました。その頃、子も7ヶ月を迎える頃でしたので、「そうだ!卵白もそろそろスタートしなくちゃ!」と思い立ちました。

思い立ったが吉日で、久々の卵黄を少しと卵白を耳かき1匙分、同時に与えたところアレルギー症状もなく食べることができたのでホッとして、その日は1駅先に買い物へ出かけたのです。

これが悲劇の始まりでした〜〜〜(涙)

私の友達に出産祝いを選んでいたところ、子の様子がなんだか変。

その次の瞬間、「オエオエ」っと嘔吐してしまったのです。

「いつもの吐き戻しかな??」

そう思ったのも束の間、胃が痙攣するかのようにビクビクっとしながらまた嘔吐したのです・・!(思い出すだけでもかわいそう・・・涙)

「どうしたどうした!」

と内心焦り、施設のベビールームへ急いで直行するもその間にも吐くわ吐くわ。。

嘔吐が止まらず、顔面蒼白になっていく子を見て私もパニックになってしまい、帰宅するかいつもの病院にいくか、まずこの症状が何か、、とにかくこの症状で病院にいっていいのか、救急車は呼ぶべきか、考えがまとまらず焦るばかりでした。

震える手でなんとか調べた結果、”卵黄・卵白・嘔吐・繰り返し”で、アレルギー症状がヒット。それが「乳児消化管アレルギー/食物蛋白誘発胃腸炎」だったのです。

同じ経験者の方もいて、卵黄を2週間あけて与えたところ症状が出てしまったと。この事例を見つけた時の後悔と言ったら。。。

もう吐き戻しがひどく下痢もあり、ぐったりとしてしまったので救急車を呼んでいただき、近くの病院へ搬送していただきました。

搬送先の病院でも、アナフィラキシーの症状との診断で注射を打っていただきその日は入院することとなりました。その時に担当してくださった小児科の医師には、

食事をとった直後でなく、3時間後からの嘔吐・下痢の場合は消化管のアレルギーの可能性が高い

と言われました。詳しい検査・治療が必要となるのでアレルギー検査をしてください、とのことで自宅から通いやすい別病院を紹介していただきました。また、

この症状が再度出た際は迷わず救急車を呼んでください

とのことです。

ここから治療が始まり、今に至ります。検査や治療についてはまた別記事で書いていこうと思います。

ちなみに、この乳児消化管アレルギーの場合は通常のアレルギー検査をしても反応が出ないため(アレルギー反応の種類が違うため)、発症してわかることが多いそうです。

今回、私の食事管理の未熟さ無知さで子供には辛い思いをさせてしまい、本当に後悔しかありません。

幸い、この症状は3歳までに完治することが多いとのことなので、全力で子供を支えていこうと決めています。(負荷テストが精神的に苦しいそうですが(;_;))

早く卵がおいしく食べることができますように。

この記事がこれから離乳食で卵チャレンジするお母様・お父様方の参考になればと思います!

子を守るためにするべきことが多いですが、一緒に育児、がんばりましょー!!


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